私は創業前にスポット溶接に携わった経験があり、そのとき自らが経験した不具合や課題を解決したいという想いから、ナット検出装置の開発に取り組むようになりました。製造現場の生の声に耳を傾けながら試行錯誤を重ねた結果、それまでにない検知力を備えた製品が完成し、おかげさまで大手メーカーをはじめ数多くの企業様に採用していただいています。また、各製品のバージョンアップやメンテナンスにも注力しいつの時代にも製造現場のニーズに応える製品作りに取り組んでいます。

弊社の本拠地である浜松は、「ものづくりの街」として知られ、世界に名だたるものづくり企業の発祥の地でもあります。社会や暮らしの困りごとを解決するために「とりあえずやってみよう」「何か作ってみよう」という「やらまいか精神」が、地域のものづくりを支えてきました。この「やらまいか精神」と「ものづくりへの情熱」が、弊社にもしっかりと根付いています。

現状のものづくりに留まらず、常に新たな製品開発に挑戦し続けるのが、ヤマダスポットのポリシーです。今後も技術者の視点から、製造現場でこれまで「当たり前」とみなされていた不具合や問題点を鋭く見出し、それを解決に導く検出装置の開発に、精力的に取り組んでまいります。

代表取締役山田 末男